こちらをクリックすると「浜子の歴史と景観を守る会」の活動に関する資料をPDFにて、ご覧いただけます。
私たちの地域には、それぞれの素晴らしい自然や歴史・文化があり、これらは地域の大切な宝ものです。身近な地域の魅力を発見して、育み、つないでいくことが必要です。
私たちは日頃”つくる側”の活動をしていますが、「景観10年,風景100年,風土1000年」といわれるように大切な地域を未来につなぐためには”まもる側”に立った活動も欠かせないと考えています。
地域の歴史と景観を守る
千葉県君津市浜子地区には、奈良時代に行基菩薩によって開基され、その後、鎌倉時代の建暦2年(1212年)時の朝廷から年号を寺号とすることを勅許され、「浜子山建暦寺」として現在まで継承されている由緒ある寺院があります。
この寺院には600年とも700年ともいわれる「カヤの木」の古木があり、「イチョウの木」と並んで長いあいだ里山のくらしを見守りつづけ、この地域のシンボル的な景観を形成しています。
平成7年にこの巨樹古木が立ち枯れの危機に会い、地域の人々と樹木医とともに樹勢回復への取組みがはじまりました。この活動がきっかけとなり、現在では新しい住民を含め50数名が「浜子の歴史と景観を守る会」、「浜子里山保存会」を立ち上げ、地域の歴史的な景観や文化を守り、後世につなぐ取組みを活発に行なっています。
地域のすまいの安全をまもる
「君津市耐震改修促進協議会」は、君津市内在住,在勤の建築士によって平成24年に組織され、既存木造住宅耐震診断及び耐震改修事業を円滑に推進するために、市との協議により市民のくらしの安全をまもることを目的に設立された非営利団体です。
頻発する大規模地震への備えはもとより、全国的な問題となっている空家や空店舗の再活用のための耐震化への取組みなど、身近な技術者集団として積極的に活動しています。
相談窓口
- 君津市耐震改修促進協議会 TEL:0439-52-0121
- 君津市建設部建築課審査指導係 TEL:0439-56-1158